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心がさびしい、 心がつらい、 心が痛い・・・ 心が喜ぶ・・・
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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 一休さんの詩を遊ぶ交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★






★ 青のくさみ「森女」遊泳1504w12p1009「0685」

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水仙の精にもらいし菩薩道

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 一休さんの森女礼賛詩のもっとも優美なスローセックスです。
 <美人の陰に水仙花の香有り>
 読書歴が多くないのでイメージも乏しいのですけれど、室町時代までに、直接的に、こんなに素直に、美しく、陰を表現した文があるのでしょうか・・・
 万葉の時代は性も大らかで、開放的でもあったようですから、性を表現する詩歌もいろいろあるのでしょうけれど、こんなにも美しく、芳しい陰を詠んだ詩句を、まだ、見たことがありません。源氏物語も読んでいない無知仁ですから、笑われるでしょうけれど、光さんは情は詠んでも、陰は詠んでいないのではないかと思ってしまいます。
 性の表現の自由は浮世絵に見ることができるのでしょうけれど、それでもやはり隠微な色合いが濃いようです。
 一休さんの陰の詩句にはその隠微さがちっとも感じられません。
 なぜか真空のように清らに美しい。
 初心な少年の清純な感性を感じます。
 空即是色の色合いと呼んでもいいのでしょう。


 水仙の精にもらいし菩薩道   仁


 一夜の契りも三生約す


 <愛看る森也が美風流>
 也は陰を意味しているそうです。

 <ぼくは愛おしくてたまらないよ、
 だからいつもながめるのさ
 森公の陰を。
 森公の陰は妙中の妙だね、
 その美妙さはまさに風流そのものさ>

 妙適句是清浄。


 一休さんは森女さんの陰に玄牝の門を幻て、その玄牝の門を入り、夢幻の仙境を逍遙するのです。





★ 仁訳一休詩0685『 楚臺応望更応攀 』美人陰有水仙花香12x0324

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 楚臺応望更応攀 半夜玉床愁夢顔 花綻一茎梅樹下 凌波仙子遶腰間

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 楚台、応に望むべし、更に応に攀ずべし、
 半夜の玉床、愁夢の顔。
 花は綻ぶ、一茎梅樹の下、
 凌波仙子は、腰間を遶る。


仁訳
 ああ何という幸せ、仙女が降りてきてぼくの前に身を横たえるよ。
 女体を這い上り、水仙の香りのする仙女の谷間へ降りていこう。
 夜の褥に、仙女のうっとりした愁い顔がうつくしい。
 わたしの指先に花は綻び、梅の木の根元に水仙の香りを放つ。
 波間に漂う水仙の花のようにゆるりゆるゆる腰の周りを逍遙するよ。


 楚台は、楚の懐王が楼台に登って歌を謡っていると神女が降りてきて、仲睦まじくなったというお話しを背景にして、一休さんがその神女さんのように訪れた森女さんと懇ろになって、性愛を楽しんでいるよ、ということです。
 一休さんの性愛はスローセックスですから、優れて文化的でなければならないんです。文化的というのは、漢詩人たちの詩句の世界語り合い、愛のイメージを共有し合い、そのお気に入りの情景の一つになりきって性愛を楽しむんです。心が風流に満たされているといってもいいでしょうね。凡愚老仁風に遊べば、異時空遊泳です。ここでは楚台の懐王の神女さんとの情事の時空を遊泳するんです。
 ですから、楚台は森女さんの女体のことです。<楚臺応望>。一休さんは、いつでも、森女さんの生々しい女体が欲しくなるんです。<更応攀>。その森女さんの女体に登って、女体の一つひとつを愛撫しながら、その柔らかさを讃え、喜びを語り、森女さんを幸せに誘い、交心、交感を楽しむんです。
 スローセックスは快楽の文化的な創造行為なんです。
 <黄昏、月色、奈、新吟>なんです。
 唄うように囁き合い、舞うように情交するんです。性愛の交わりが魂の交わりとなるんです。彼我一如の法悦を三昧します。
 巡り愛の逍遙遊です。
 妙適句是清浄。


 < 半夜玉床愁夢顔 > ・・・


 あなたの半夜、玉床に、愁夢の顔を、幻想し、あなたの夢の閨を、想像してみてください。
 その想像を文にして、遊んでみませんか。
 想像世界を文にする遊びも林住期の楽しみの一つです。
 その想像を文にする言葉遊びも、林住期の文化として大切な創造行為でしょう。

 そしてこの言葉遊びの文化も、一休さんのスローセックスへの誘いへのアプローチの一つになるのだろうと、凡愚老仁は思っているのです。


 < 凌波仙子遶腰間 >

 うっとりさせてくれる詩句ですね。
 そのうっとりの夢が語り合えたら、それだけでも楽しいでしょうね・・・



 水仙香酔いどれ舟を漕ぎいでな   仁


 念じよ仙女今添い来らん





★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 【 資料 】 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★





 楚台= 楚の懐王が神女と交情した夢を見たところ。
 凌波仙子= 水仙の異名あるいは形容。
 ≫ 凌波仙子生塵○襪,水上輕盈歩微月。背誰招此斷腸魂,種作寒花寄愁絶。含香體素欲傾城,山礬是弟梅是兄。坐對眞成被花惱,出門一笑大江橫。   。。。北宋・黄庭堅の『王充道送水仙花五十枝欣然會心爲之作詠』

 塵○襪= ○襪はネ偏に蔑の字。
 遶る= メグる。

 ≫ 膩於瓊粉白於脂,京兆夫人未畫眉。靜婉舞偸將動處,西施顰效半開時。通宵帶露妝難洗,盡日凌波歩不移。願作水仙無別意,年年圖與此花期。   。。。皮日休『詠白蓮』

 愁夢=
 ≫ 君不聞胡笳聲最悲,紫髯綠眼胡人吹。吹之一曲猶未了,愁殺樓蘭征戍兒。涼秋八月蕭關道,北風吹斷天山艸。崑崙山南月欲斜,胡人向月吹胡笳。胡笳怨兮將送君,秦山遙望隴山雲。邊城夜夜多愁夢,向月胡笳誰喜聞。   。。。岑参に『胡笳歌送顏真卿使赴河隴』





★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 青のくさみ「森女」遊泳1401『 冬木立深き根にいて巡り会う 』w12p1007 へどうぞ!!! ★★★
 

★★★ つけ句あそび交心w12q093001『 念ずれば物皆形見涼しかり 』 へどうぞ!!! ★★★
 


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 21世紀を平和の世紀に!
 平和の砦を守る戦士として生きていますけれど、身近な人たちの中で、戦争に対してNO!と言い続けるスタンスを持ち続けていくことしかできません。
 手に花を!心に平和の砦を!

 平和の砦の源泉は子どもたちの未来を守ることです。子どもたちが生きる希望と勇気を持つ世の中を創りだしていきましょう。
 子どもたちと一緒に生きましょう。

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