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心がさびしい、 心がつらい、 心が痛い・・・ 心が喜ぶ・・・
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平和の砦


――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
『 小さなわたしの小さな祈り 』   by 光呼
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――




精一杯頑張るあなたを
精一杯抱きしめて
無力なんだけど
わたしも精一杯祈るよ


足を止めさせて
体を休めさせて
たくさんのぬくもりと
たくさんのやすらぎで
疲れるまで休ませてあげて

動きを止めさせて
手を休ませて
ちょっとのわがままも
ちょっとのくるしみも
それも休ませる理由にして


頑張れないなら
頑張らなくていいんだよ
必要なときに
必要な力が与えられるんだから

今は弱くなれる力が
きっと、あなたには必要
今は強くなれる力が
きっと、わたしには必要


頑張れない理由が
あなたにあるのなら
頑張る理由は
わたしがもらうから

強さも弱さも
わたしにはいらないから
柔らかさと温かさを
わたしにください


見えない圧力に
押し潰されそうになっても
戦う勇気はいらないから
負ける勇気を、あなたに

わたしには
そんなあなたを
抱きしめる勇気を
守る勇気を


小さなわたしの
小さな祈り
精一杯祈るから
精一杯叶えて

頑張り屋さん
ゆっくりおやすみ




〇-----*****************************************-----〇

★★★  『 空と私 』       by 光呼
♪♪♪  

★★★  『 <平和>を詠おう、五行歌 』
♪♪♪   

★★★  『 本音で祈ろうよ 』
♪♪♪   

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平和の砦

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 もうちょっと、このままでいいの。じゃなくて、このままでいさせてほしいの。
 わたし、素敵なことに触れさせてもらってるんだよね。
 きっと今までのわたしじゃ、ここにはいられないもの。今のわたしだから、ここにいさせてもらってるんだよね。
 だからこれは、きっと素敵なこと。


 違和感を感じていたのも、今まで見ようとしていなかった自分を見つけてしまって少し戸惑ってしまったんだよね。
 でもね、それでよかったんだね。
 今まで出会えなかったわたしに出会えたんだから、“ありがとう”なんだよね。

 この気持ちとかは忘れちゃいけないもの。知っていなきゃいけないもの。触れなきゃいけないもの。感じなきゃいけないもの。
 だから、もう心を背けるのはやめることにしたの。
 この気持ちを味わい尽くしたら、それでいいんだよね。



 柔らかくいるには、硬さも知らなきゃね。

 幸せを感じるなら、悲しみも感じなきゃね。

 明るさがほしいなら、暗さを知らなきゃね。


 やっぱり、わたしには光も影も必要だから。
 今は、光が光るための影に触れていたい。
 ねぇ、そのための光でしょう?
 そのために影はあるんでしょう?
 だから、そのどちらも愛するから。
 ねぇだから、わたしに愛させてほしいの。
 輝きを増した光も、光に照らされた闇も。

 そのどちらも、ただ愛したい。











そっと差し延べられた手

「掴んでいいんだよ」って言われたみたいで嬉しくて

わたしはその手を、ギュッと握った


もう、転ぶこともこわくない

転んでも転んでも、思ったより痛くない

膝まずけば、手は差し延べられて

わたしはまた、手を握って起き上がる


だから、こわくはない

転ぶことは、安心してる証拠

わたしは、あなたを愛した

転んでばっかりのわたしを愛した

いつの間にか、わたしは転び上手

転んでしまうことも、わたしの幸せ




起き上がるのがうまくなりたかったわけじゃない

転んだあとに起き上がれないことを知っていたから

転ばないように歩くことで必死だっただけ



だけど、そんな心配ももういらない

笑って起き上がれるなら

笑って転んでしまおうって

ただ、そう思えた



差し延べられた手は

たくさんの安心感をわたしにくれた

もう、転んでしまうのが幸せだよ

コロコロ転がらせてくれて、ありがとう

その手を差し延べてくれて、ありがとう

その手がわたしを待っていてくれるから

転んじゃっても、わたしは笑っていられるから

あたたかい手、大好きだよ






わたし、転び上手がいい。
もう、それが好き。
そのままのわたしは、転び上手なわたしなの。
だから、そのままでいたいから。
安心して、コロコロ転がってくね。


 この味わったことのない感情も、逃げようと思えないのも。
 逃げたと思ってもわたしからまたその感情を味わいたいなぁと思えるのも。今のわたしにしか、きっとできないことだから。
 もがくことをやめるの。もがこうなんて思ってもなかったけど、まだここにいたい。このまま転んでいたい。
 起き上がるのはいつかなぁ?ちょっと楽しみだなぁ。
 わたしある意味でこっちのわたしもあんなわたしも好き。
 でもどちらかっていうなら、こっちのわたしのほうが好き。


 居心地が悪くても、やっぱりまだここに居たい。
 わたし、ここが好き。

 転んでもいい、この場所が好き。
 痛くないのは、わたしに傷を負わせるためじゃないってことだから。
 ここで転んでいいよ、って言ってくれてるんだと思うから。
 わたし、ここで転んでたい。



 転べるわたしに、ありがとう。

 転ばせてくれるあなたに、ありがとう。


 手を掴んでもいいんだって信じたわたしに、ありがとう。

 掴ませてくれる手を差し延べてくれたあなたに、ありがとう。


 さて、安心して転びましょ。


   光呼の 『 居心地悪いけど、ここに居たい 』
  より、転載。  



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砂利道 砂利道
躓いたよ 転んだよ
凸凹道 凸凹道
躓いたよ 転んだよ

泣いたよ 泣いたよ
ここが何処なのか
わからなくて
泣いたよ 泣いたよ


そしたら そしたら
あなたがいたよ
あなたが其処にいたよ

躓いたこの場所に
転んだ場所に
あなたがいたよ
砂利のある道も
凸凹のある道も
あなたがいたよ


平坦な道じゃない
真っ直ぐな道じゃない
綺麗な道じゃない
それでも それでも
出会ったのは
砂利道 凸凹道

忘れない 忘れない
いつまでも
忘れたりなんかしないよ


上手く歩けないまま
進み方もわからないまま
立ち上がれないまま
歩き出せないまま
躓いたまま
転んだまま
出会えたのは
この道のど真ん中
砂利道と凸凹道の
ちょうどど真ん中


だいぶ揺られて
だいぶ沈まされて
だいぶ落ちかけて
だいぶ躓いて
だいぶ転んで
見つけた砂利も
見つけた凸凹も
そっと微笑んで
笑ってみせた
笑ってみせた


わかったよ
そういうことなんだね
そういうことなんだね
うん ありがとね




 光呼の『 道草 』 より転載。



   
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★★★  『 沈黙の音 』    by 光呼
♪♪♪ 

★★★  『 「明日はいつも新しい」!  』
♪♪♪  

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ねぇ、君は知っていたの?
ねぇ、君は繋いでくれてたの?

「目を閉じてごらん」
そんな君は言う
綺麗な声で君はそう呟く

沈黙の世界に揺れる音
沈黙の世界に揺れる心
沈黙を嫌う僕に君はやさしく呟いた

「目を閉じてごらん」
そんな君の声に誘われて
僕はやさしく目を瞑る

あんまりあたたかくて
目を閉じれば君が浮かんでくる
あんまりあたたかくて
目を閉じれば涙が浮かんでくる

君と僕を繋いでる音は
流れるような音でもなくて
沈黙のなかに流れてる音
きっと、音のない音

ねぇ、とてもあたたかいの
ねぇ、君がとてもあたたかいの

目を閉じてるとほんとに繋がるの
音のない世界が僕たちを繋ぐの

ねぇ、そこには何が見えてるの?
ねぇ、そこには何が聞こえてるの?

ここには綺麗な月が見えてるよ
ここには綺麗な君の声が聞こえてるよ
だから、しあわせだよ

音と音が繋ぐ、音
無と無が繋ぐ、音
僕たちにしか見えないもの
僕たちにしか聞こえないもの

ほら、その全部が宝物
ほら、その全部が愛の贈り物

その全部が
きっと、あたたかい
きっと、やさしい
きっと、えいえん
きっと、しあわせ

見つけてしまったよ君の見つけ方を
見つけてしまったよ君の温度の感じ方を
見えない君を見つけてしまったよ
ほら、ここにも君はいる

うん、君はあたたかいの
うん、君はやさしいの
いつだってやさしく笑うの
いつだってやさしく泣いてるの

きれいだな
あったかいな
なみだでちゃうな
でも、わらっちゃうな

ここをこんなにもあったかくしてしまうのは
きっと、君のせいなんだからね
だからね、もういなくならないでね
このまま先に行ってしまわないでね

僕を置いてかないで
あたたかくしたままひとりになんかしないで

ここをあっためられるのは君だけなんだよ
ここをつめたくするのも君だけなんだよ
だから、見えなくても傍にいて

ここは寂しいよ
ここはいつだってひとりぼっちだよ
だけど、ここもあったかいよ
ここはいつだってひとりぼっちなんかじゃないよ

ありがとう ありがとう
声も音もない世界に
君がいればただあたたかい

ありがとう ありがとう
声も音もない世界に
君の声を届けてくれてありがとう

ずっと、探し回って
ずっと、這いつくばって
この場所を傷つけて踏みつけても
捨ててしまったもの全部
それでもやさしく光るから

ここは僕だけの世界じゃないよ
ここは君だけの世界じゃないよ
だから、あたたかいんだよ



素敵に笑う君に、ありがとう
素敵に泣く君が、大好きだよ









★★★  『 ふたりいろ 』    by 光呼
♪♪♪ 

★★★  『 私たちはみんな等しく星の子なんです 』
♪♪♪ 


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 『 それだけで君を君にしてやれるさ 』     by 光呼


それを壊せたら大したもんだろ
でもそれを守りきれたら?
もっと大したもんだろ

あぁやってできたものは
なかなか壊れてくれなくて
うん、それに守れやしないんだ

わがままさ
いつだってどこでだって
きっと僕はわがままさ
勝手さお子様さ
でもそれでもいいのさ

そうだな
それも何かと素敵さ
笑って泣いて
ありがとうとごめんねが言えたら

それだけできっと素敵さ

僕じゃない僕が泣いてと叫ぶから
それなら泣いてみても
いいんじゃないかなって思って
わんわんわめいてやったんだ

だけどさ
僕じゃない僕が泣かないでと
奥の奥の方から叫ぶから
僕はどっかで涙を止めて
ニコニコ笑ってみたさ

そしたらさ
なんとなくさ

僕と僕のなかの
君と君のなかの僕が
なんかどっか繋がって

一緒に笑ってるんだ
一緒に泣いてるんだ

そりゃもう素敵だった
ほんとに僕は何もかも素敵に思えたんだ

どっかで繋がってた
僕のなかの君は
そっと笑ってこっちを向いて
でもやっぱり
さようならと手を振るんだ

気付かないふりして笑ってみるんだけど
でもそれはやっぱり
僕に向けられたさよならで
僕に向けられたありがとうでもあったんだ

だから笑ってしまったよ
これでもかというぐらいに
涙でぐちゃぐちゃになった顔で
笑ってしまったよ

さよならさえも
綺麗に見えてしまったから
さよならさえも
美しく感じてしまったから

やっぱり僕は
うぅん、きっとそうだったんだよね

あぁいつか
きっといつかまた
僕を包んでしまった
君を抱きしめてあげるさ

うんそうさ
きっとそれでいいさ

守りきれなかった壊れ物を
いつだって僕は
やさしく抱きしめようとしたら

僕は僕を守りきれるんだ
君をちゃんと抱きしめてやれるんだ

そんなんやってやってくさ
それでいいからさ
それだけで僕は僕になれるさ
それだけで君を君にしてやれるさ
ちゃんと大切にできるようになるさ



――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――


『 ただ抱きしめるしかないんだね 』   by 仁



抱きかかえて運びきれなかった壊れ物を
もう一度抱きしめる。
もう一度運ぶ。

自分の命を運ぶように。

壊れ物はただ抱きしめるしかないんだね。



 光呼、すごく透明になっているね。

 花は落ちて、実の季節が来るんだね。

 そうだよ、自立するということは、いつだって、さよならすることなんだ。
 さよならして、つながり合っているんだよ。
 それぞれの道を歩いて、つながり合っているんだよ。

 実は落ちて、芽の季節が来るんだね。


 単独者が連帯して創りだしていく道だよ。
 命がつながり合って新しい命を創りだしていくんだよ。


――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――





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青柳仁
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自己紹介:
 21世紀を平和の世紀に!
 平和の砦を守る戦士として生きていますけれど、身近な人たちの中で、戦争に対してNO!と言い続けるスタンスを持ち続けていくことしかできません。
 手に花を!心に平和の砦を!

 平和の砦の源泉は子どもたちの未来を守ることです。子どもたちが生きる希望と勇気を持つ世の中を創りだしていきましょう。
 子どもたちと一緒に生きましょう。

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